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2019.09.17(火)

人もいろいろ、時代もいろいろ!ライジング329配信!

 

(byよしりん企画・トッキー)

清濁併せ呑んでこそ人間ということがわかる人のWebマガジン

小林よしのりライジングVol.329
配信です!!

今週号のタイトルは
「人にはいろんな生きざまがある」

小林よしのりライジング
小林よしのりライジングVol.329

トップは
泉美木蘭の「トンデモ見聞録」

先週配信の号外で大好評を博した、泉美木蘭さんのお母様の若き日の物語、感動の完結編!
なんやかんやあって、幼少時からハードな育ち方をして、やたらと大胆で肝の座った女子に育ったもくれん母・京子さん18歳。
彼女が、思いもかけないことから仲よく交流することになった家族は、実は極道一家だった!

「反社会的勢力」の徹底排除が謳われる現在とは違い、ヤクザとカタギが適当な距離感を保ちながら共生していた時代。
決して杓子定規では測り切れない、人間の生きざまというものがある。
現代の我々は、あまりにも人間の多様性や複雑さに対して鈍感になってはいないだろうか?


ゴーマニズム宣言
「今の価値観を過去に適用する愚」

その人にはその人なりの生きざまがあるように、その時代にはその時代なりの生き方がある。
今の時代の価値観からは理解できないとしても、決して現在の価値観で過去を裁いてはならない。

ところが、こんなこともわからずに、現在の「女性の人権」の価値観を過去に適用して慰安婦問題を非難する人がいる。
なぜそこまで想像力が欠如してしまうのか?
その理由には、過去の時代を舞台にしていながら、そこに現在の価値観を当てはめてしまっている、最近のドラマの作り方の問題もあるのではないか?


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http://www.mag2.com/m/0001657913.html

 


【今週のお知らせ】

泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…クリーンで、潔癖で、「悪」や「闇」や「裏」のあるものを忌避するのが正義、それが「正しい人間」とでも言わんばかりの風潮が強まっているのではないだろうか?
前回に引き続き、母・京子の若かりし日の物語から、人は教科書通りに生きるわけではない、いろんな生き様があるのだということを考えてみたい。

「ゴーマニズム宣言」
…喫煙、シートベルト着用、労働組合活動、女性の人権、貧困…現代のドラマや映画等を見ていると時代考証的に明らかに嘘がある描写が多い。
いくら創作とはいえ、現在の感覚を、それが存在しない過去にまで適用させて描写してしまうことには、疑問を感じざるを得ない。
なぜこのようなことになっているのか?

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
表現の自由死守のために不自由展の再開は必要?
左翼の絶対善の対象は今後どこに向かう?
竹島を取り戻すには何が必要?
自衛隊員でもない人間が旭日旗を掲げるのはどうなの?
人はどうして執着してしまうの?
ヘイトスピーチを減らす方法は?
ジャンヌダルクや神風連の乱…先生は神託って信じる?
今でも日本車は嫌い?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

 

【今週の目次】

1. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第140回
 「人にはいろんな生きざまがあるという話2」
2. ゴーマニズム宣言・第341回
 「今の価値観を過去に適用する愚」
3. しゃべらせてクリ!・第286回
 「原始人チャマ・サピエンス危機一髪!の巻〈後編〉」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記