赤塚不二夫の教え

 

わしは「謝ったら死ぬ病」の奴が嫌いだ。
何が間違っていたかを悟れば「分かりました」だけでもいいし、「謝罪表明」してもいい。
間違いに気づかなければ成長しないから、一生、間違いに気づき続ける人生を送りたい。

わしは忘れっぽい。
いちいちくだらんことを覚えていられない。
重大な問題が次から次に現れて、それに思考を傾けるので、小さなトラブルに執着してる暇がない。

わしは「執着」は苦の根本原因とする仏教思想を信じているので、ちっぽけなことは、どんどん忘れる。

わしは基地外には関心がない。
基地外に関心を持ったり、基地外の妄言を気にする人の気持ちも分からない。
基地外どころじゃないのだ。
必死なんだよ、毎日、創作のための「産みの苦しみ」と格闘しているから。

執着しない、基地外には関心を持たない。
それでいいのだ。赤塚不二夫だ。