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2019.05.11(土)

男系カルトはどうせ続かない

 

昨日の笹幸恵さんの有本香批判(笹さんブログ「有本香氏に皇室を語る資格はありません。」があまりに完璧で、感心した。
同じ文章を今日もアップしていてほしい。

エセ保守・ネトウヨ論壇村で生きていくためには、男系原理主義者にならざるを得ないのだろうが、あれほど女性の自立にこだわっていた人が、こうも簡単に「男尊女卑」に媚びを売るとは呆れた。

男尊女卑ではない、伝統だと、奴らは必ず言うが、伝統を馬鹿にするんじゃない!
伝統と因習の違いも分からぬタワケどもが!

伝統の隠れ蓑で男尊女卑を存続させたいという、イスラム国、ボコハラム的な感覚が「男系主義」に露出しているだけなのが、見抜けないのだろうか?

男はタネで、女はハタケ。ハタケは誰だっていいが、タネは神武天皇のY染色体のみであるというのが、奴らのカルト思想だ。
因習がすでにカルトになっている。

国民の80%が女性・女系天皇に賛成と聞けば、それは愚民だからだ、まだ男系カルトの洗脳が行き渡っていないからだと、奴らは考える。

オウム真理教も同じ感覚だった。
まだ国民に真理が行き渡っていないからだと、選民意識を持ってカルト思想を布教していた。

国民の持つ健全な保守のバランス感覚・常識を、男系カルトで塗り替えろと、男系カルト派は言いたいのだろうが、それは無理である。
日本はイスラム国にはならないのだ。

承詔必謹でいい。天皇陛下、上皇様、秋篠宮様の考えに沿えば間違いはない。
安倍首相は男系カルトの洗脳が、そろそろ解けてきたように思える。