2019.04.21(日)
秋篠宮さま、高齢即位否定の真意
『兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです』
さすが秋篠宮殿下、新天皇即位の前に先手をとられた。
これは秋篠宮さまが将来、天皇になることを辞退する宣言である。
十分予想されたことで、世代が近すぎるから、新天皇から弟への継承は無理だと、『天皇論』『新天皇論』でわしは描いてきた。
勘違いしてはならないのは、なるべく早く悠仁さまに皇位を継承させたいから、こんな発言になったわけではない。
さっそく天皇制廃止論者はそのように勘違いしている。
断じて違うのだ。
秋篠宮さまは「皇嗣殿下」となられるが、「皇太子」ではない。
これからは「皇太子不在」の時代が来るのだ。
重要なのは、皇太子でなければ祭祀の継承が出来ないということだ。
これを危惧して、秋篠宮殿下は愛子さまを皇太子にするべきだと思っておられる。
5月からの上皇、新天皇、秋篠宮さまの意見は一致している。
女性天皇への道を開くことだ。
当然、女性宮家も早急に創設しなければならない。
皇族は誰だって、辞めると言う権利は持っている。
辞めると言われたらおしまいなのだと、田原氏の番組で、わしは言ったばかりだ。
まさか首に鎖をつけて、皇族を続けさせるなんて出来ない。
何度もわしは言っているが、「やっていただいている」という気持ちがなければ、天皇制は続かない。
エセ保守の逆賊どもは、「俺たちがやらせている」と思っているが、それでは天皇制は続かないと、わしは断言しておく!