2018.08.08(水)
差別と区別は違うだろう
「LGBTは生産性がないから、税金の投入は行き過ぎだ」と行った杉田水脈は、なぜ記者会見をしないのだ?
これは特定の人たちに対する「政策」の問題であり、政治家ならば、発言の根拠を示さねばならない。
自民党の上層部からは、注意されたらしいが、ならば杉田個人が公的な場で謝罪しなければならない。
謝罪しないのなら、自分の発言が正しいと思う根拠を記者会見で話すべきだろう。
LGBTは先天的なものであり、わしは杉田の発言は、100%間違っていると思うが、杉田議員は、わしの認識をくつがえす考えを持っているのだろうか?
もう一つ疑問に思うのが東京医科大の女性差別の問題。
これは「減点方式」という入試の方法論としては間違っているが、医学の世界に「男女平等」と「点数主義」を原理主義的に持ち込んでいいのか?
この件に関しては、西川史子氏が、「点数の上から採っていったら女性ばかりが合格して、世の中が眼科と皮膚科ばかりになってしまう」と言っているが、これは正しいのではないか?
女性は合格しても眼科か皮膚科を志望する者ばかりで、救命医や外科医は男しか担えないということだろう。
医学や軍事の世界には、差別ではなくて、「男女の区別」は必要だと思う。
入試の段階で、「○○科志望」をはっきりさせておいて、定員を設けた方がいい。
外科医不足になったら、誰が責任とるのだ?