ドワンゴ担当者が謝罪
(byよしりん企画・トッキー)
昨日、ドワンゴの担当者からよしりん企画に、「チャンネルアプリ連携解除」の件で謝罪の電話とメールがあり、アプリは元の状態に戻されることになりました。
今回の件は担当者も全く知らないうちに行われており、よしりん先生のオフィシャルサイトに転載された私のブログを読んで初めて事態を把握したそうです。
それで、こういうことが起きた経緯ですが、
どうやらこれ、今年2月に起きた「ナパーム弾の少女」事件と同じ根っこの問題のようです。
「Niconico ch」アプリはapple社のアプリストアに提供しており、apple社の判断で「不適切」とされたアプリはストアから削除され、ダウンロードできなくなる事があります。
今年1月30日配信の「小林よしのりライジングVol.256」で泉美木蘭さんが、世界的に有名なベトナム戦争の報道写真「ナパーム弾の少女」を掲載しましたが、するとなんとapple社はこれを「児童ポルノ」と判定して、ドワンゴに削除を要請してきました。
ドワンゴの担当者は記事の意図からも児童ポルノには当たらないという意見でしたが、契約上ドワンゴとしてはappleの決定には逆らえないということで、やむなく削除することになってしまいました。
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apple社の「不適切」の判断基準は公開されていないということなのですが、こういうことがあるため、現在
ドワンゴの「ニコニコチャンネルサポート」という部署では、apple社から指摘を受ける前に「自主的に」「安全に配慮した」検閲を行っているそうです。
それで今回は、この部署が担当者も通さずに一方的に下の画像を「公序良俗に反する」「性的な内容」であると判断し、アプリとの連係解除を通告してきたというわけです。
担当者はメールにこう書いています。
「自主的な検閲が機械的且つ、必要以上に厳しい基準で運用されている可能性があり、運用の見直しを検討させていただくことになりました」
しっかり運用見直してください。
これは、とんでもないことですよ!
いまのドワンゴには、apple社を過剰に恐れまくり、忖度しまくって、判断基準も一切わからないままapple社が何も言ってこないうちから、先回りして言葉狩りの限りを尽くして、ただ「レイプ」の単語が出てきたら即NG!という判断を下してしまう検閲部署が存在しているのです。
これ、なんの占領下ですか!?