2018.03.23(金)
朝日新聞の「怜悧な奴隷のルサンチマン」
今日は朝刊を読む時間もなく、コンテをやっていたので、さきほど朝刊を読んだ。
「護憲VS改憲を超えて」というオピニオンのページに、3人登場している。
山崎望氏は「改憲は危険だ」と考える人だ。
英国が欧州連合からの離脱を決めた「国民投票」が間違いだったと決めつけている。
それはあなたの見解に過ぎないと、わしは思う。
わしは経緯に不手際などもあったが、それでも結果として英国の「国民投票」は良い結果が出たと思っている。
恐らくエマニュエル・トッドもそう言うだろう。
「国民投票」は国民を分断するなんて言ってたら、永遠に実践できない制度になってしまう。
愚民思想の持ち主なんだろう。
国民はしっかり議論する場が与えられれば、熟慮し、良い選択をするはずだと信じるしかない。
民主制はそういうもんだ。
憲法改正の議論を国民が必要とする機運も高まっていないという意見も、決めつけである。
政治家でも、マスコミでも、議論そのものを封じるから高まらないだけだ。
議論の場を作り、議論の選択肢を与えれば、熟議の末、正しい選択をするはずだと、国民を信じるしかない。
『新堕落論』で描いた「怜悧な奴隷のルサンチマン」を彷彿とする意見だ。
「ゴー宣道場」に来て、「立憲的改憲」という選択肢があることに注目せよ!