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2017.12.01(金)

媒体を使うためのTPO

 

わしがブログの一部を修正することは何度もありました。
鵜の目鷹の目でその箇所を指摘しても、「小姑か!」で終わりです。

わしはツイッターはやらない。
ツイッターは一瞬の感情で書いたものが拡散される危険性が一番高いからです。
感情は一瞬一瞬で変化する可能性があります。
1分後には「しまった!」と思ってるかもしれない。
ツイッターはしょせん「つぶやき」です。 

生放送もかなり放言、暴言を吐くから、危険な媒体です。
笑いも必要だから、あえてムチャクチャ言うかもしれない。 

ブログは30分以内に書くと、わしは決めています。
怒涛の勢いで書くから、これもリスクはある。
チェックしてくれる編集者がいないからです。
校閲もいませんから間違いを書くこともある。 

作品は一番用心深く作られています。
最初に編集者がチェックして、次に校閲がチェックしています。
最後にデスクや副編から編集長までのチェックがあって、ようやく印刷されます。

媒体によって自分の意見は使い分けています。
要するに「TPO」に合わせているので、失言、ミスなどに責任が負えない場合もある。
ミスだと思ったら修正することは何度もありました。 

みなさんは、どうでしょう?
ミスなく30分以内で面白いブログが書けますか? 

わしは生まれつき、エンターティナーだから、ブログもついつい人を楽しませるので、毎日、数万人の人が見てしまいます。
「ミス探し小姑」のために、わしがブログを止めてしまうと寂しいと思いますよ。
「ミス探し小姑」も読者ではありますから「まいどありー」でいいんですけどね。
とにかく心が狭い、狭量、器が小さい、それにしちゃ尊大という虫けらが増えましたね。

虫けらが何か言ったら無視しとけばいいんだけど、この機に乗じて、自分の媒体を使う「TPO」について語ったり、自分の天才性をそれとなく誇示してみたりするのも楽しいという側面もあるからね。
しょせん虫けらは天才に敵うわけないよ。ごくろうさん。