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2017.07.15(土)

産経新聞の記者は相当に馬鹿である

 

産経新聞の「産経抄」がまたしても知性ゼロを晒している。
産経新聞の記者ってネトウヨ並みの頭の悪さなんだから本当に驚く。

「産経抄」は、演繹法の話をして、マスコミ報道は三段論法の最初のAが「安倍首相は悪である」から始まっているからダメだと言うのだ。

おいおいおい、産経新聞の三段論法は「安倍首相は善である」から始まっているから、加計学園も「問題なし」に見えるのであり、加戸守行が救世主に見えるんだろうが!

朝日と毎日が加戸守行の証言を取り上げなかったと文句を言っているが、取り上げるに値しない証言だったからだろう。
わしはブログでちゃんと批判的に取り上げたぞ。 

そして今日の東京新聞が「加戸前愛媛県知事どんな人」と題して、大々的に取り上げている。
安倍首相とも日本会議ともお友達で、「つくる会」の教科書を強力に推薦していた人物らしい。
わしとしては「つくる会」の教科書を推薦してくれたことはありがたいが、それと加計学園の疑獄は切り離して評価する。

かつて教科書運動に関わった保守派も、今や劣化保守・ネトウヨ保守に堕落してしまった者たちばかりである。
自称保守が正しく成長していくことができなった。
ほとんどがネトウヨ並みに劣化してしまった。
その一人が加戸守行であるというだけのことだ。 

「保守とは何か?」という議論を真剣にやらなかったツケが今になって噴出し、安倍政権と共に崩壊しようとしているだけのことである。

産経新聞は安倍首相マンセー新聞に偏り過ぎて、石破茂を必ずバッシングしているが、石破茂も自民党だぞ。
安倍政権の周辺に、石破茂憎しの者がいて、産経新聞とつるんでいるのだろう。
わしは自民党の中では、石破茂や、船田元や、村上誠一郎には、好感を持っている。