『孤独を貫け』の感想ご紹介!
(byよしりん企画・トッキー)
「本のソムリエ」こと清水克衛さんとよしりん先生の対談本
『孤独を貫け』(イースト・プレス)の感想をご紹介します!
小林先生と書店「読書のすすめ」店主清水克衛さんの
対談本『孤独を貫け』読みました。
お二人の対談がとても面白くて、
ぐいぐい引き込まれました!!
いやあ、この清水克衛さんてば凄すぎる!
だって、お店には漫画はよしりん先生の作品以外
置いていないというし、ベストセラー「火花」も置かないし、
地図も置かない。
大東亜論は400冊くらい売っているっていうし。
ロックだよね!!シビレました。
今度の道場に清水さんが来られるとのこと。
お会いできるのがとても楽しみです!!
(かっしーさん)
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『孤独を貫け』拝読しました。
興味深い内容が盛りだくさんで楽しく拝見しました。
特に、「公」・「公共心」を考えるなら、今の時代を
あきらめなければならないとの話にはハッとさせられました。
この点で、何かで読んだ林業の方の話を思い出しました。
自分の代では伐採し収入に出来ないが、
30年後・50年後・100年後の世代のために木を植え
手入れを続けていると仰っていました。
そして私は、この本も数十年後の日本の為に
植えられた木の一つではないかと思いました。
ともすれば誤解されがちな「小林よしのり」を、
読んだことのない人にも僭越ながらお薦めしたいです。
また同時にそう言う自分自身が、色々と孤独に
読書しなくてはと深く恥じ入りました。
(トロツキスト?さん)
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「孤独を貫け」を読みました。
読みやすくて面白い、しかも深いです。
個人的にとりわけ印象に残ったのは、世界大の公論に
触れた部分。
「公論として大事なのは、どうすればいちばん中東を
安定させられるかを考えること(p200)」
今まで先生が他の著作でも何度も発言されている
こととは思いますが、「公や公論って何だろう?」と
最近ぼんやり考えていた自分にとって、上記の言葉は
ハッとさせられるものがありました。
まだまだまだまだ私の理解は浅いとは思いますが、
公論とは『公が最も安定する方法について
思考し議論を重ねること』と今は解釈しています。
ドラマ「重版出来!」にて、高田純次(主人公のいる
出版社の社長)が
「私は本のおかげで人間になることができたんです」
といったことを言ってましたが、小林先生の著作には
「人間に成れる」滋味が詰まっていると思います。
(写馬鶏さん)
「一人でいて寂しくない人間になれ」
は頭山満の名言ですが、本物の「自己啓発」とか
「自己実現」とかいうものは、孤独に耐え抜いた末にのみ
達成されるものなのでしょう。
いま現在のよしりん先生の人生観・読書観が
最も端的に表されたこの一冊、お勧めです!