ゴーマニズム宣言SPECIAL「大東亜論・第二部」『愛国志士、決起ス』(小学館/単行本・Kindle)
武士たちの「最期」をしかと見届けよ!
西洋化の一途をたどる明治政府と対立し、反乱を起こして敗れ去った者たち。佐賀の乱、萩の乱、福岡の乱、西南戦争・・・勝者の歴史によって「反逆者」の烙印を押されたが、彼らは失われゆく日本を守るべく戦ったのだ。
「大東亜論第二部」は、彼ら”愛国志士”たちの決起の真実を掘り起こし、その武士の魂がいかに政治結社「玄洋社」と頭山満に継承されたのかを描く試みである。
今こそ我々は、戦勝国の封印を解き放ち、明治以降失われてきた本来の日本の姿を取り戻さなければならない――そのためには、国家のために散った武士たちの最期を、しかと見届けなければならない。
第2巻(2015年12月発行)
序章.不平士族が守った価値
第1章.高場乱との出会い
第2章.人参畑塾の頭山
第3章.女が男になる覚悟
第4章.勤王倒幕の先駆者・平野国臣
第5章.明治6年の政変
第6章.頭山満vs.来島恒喜
第7章.武部小四郎と越知彦四郎
第8章.西欧覇道の江華島事件
第9章.前原一誠の妻と妾
第10章.維新のやり直しとしての乱
第11章.投獄と拷問の試練
第12章.獄の中に悲報
第13章.萩の獄の色事
第14章.決起、福岡の変
第15章.越知、武部、悲壮なる戦い
第16章.越知彦四郎の生き様
第17章.武部小四郎の咆哮
第18章.大久保暗殺の真相
第19章.頭山、板垣退助に会う
特別描き下ろし 妻妾同居の時代
あとがき