「卑怯者の島」(小学館/単行本・Kindle)
日本人よ、これが戦争だ!
『ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論』で戦後日本人の戦争観を覆した小林よしのりが、戦後70周年の節目に、初の戦場ストーリー巨編に挑む。
舞台は天皇皇后両陛下も訪問したパラオ・ペリリュー島を想定した南の島。
玉砕戦に臨む日本兵を主人公に、壮絶な戦闘シーンと極限の人間ドラマを描ききる。
日本の戦争ドラマにありがちな「反戦平和」や「お涙頂戴」などのお約束をすべて排除し、戦争のリアルだけを追及したこの作品は、『プライベートライアン』や『地獄の黙示録』といった戦争映画に比肩するスケールと迫力を持つ。
究極の戦争ドラマに、血湧き肉躍り、心震える!
(2015年7月発行)
第1話 地獄の白兵戦
第2話 敵前逃亡
第3話 この世への未練
第4話 忍び寄る退廃
第5話 隊長・矢我欣矢少尉
第6話 血の盟約
第7話 「バンザイ」
第8話 軍神さまと女の本性
第9話 最後の斬り込み作戦
第10話 この時代に生まれた意味
第11話 一秒先の「勇敢」と「卑怯」
最終話 「卑怯者の島」への帰還