わしズム(小学館/責任編集誌)Vol.26
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.26(2008年4月発行)
~特集・北方の切迫、南方の危機。~
大図鑑 日本国有の領土を俯瞰する
【天籟】小林よしのり
新機軸!【実写版ゴーマニズム宣言EXTRA】「石垣島から領土・領海を思う」小林よしのり
〈白熱討論180分〉最大の危機は日本人の「領土意識」である「忘れるな!国境線は不動ではない 書き換えられるものなのだ」木村三浩×八木秀次×富岡幸一郎×小林よしのり
〈北方領土の母〉「国後から土地登記簿241冊を持ち出した故・浜清氏の『決死の思い』を忘れるな」上坂冬子
〈わしズム人物伝〉「国境の烈士たち」
①「生涯を戦後処理に捧げた最後の国士 『ミスター北方領土』の清貧」末次一郎
②「書類送検されても懲りずに上陸13回 たったひとりの尖閣『攻防戦』」仲間均
③「アワビ、サザエの『宝の山』だった 竹島漁業をいまに伝える」八幡昭三
④「沖ノ鳥島保護のために1億円を寄付した 元水産庁職員の『ちっぽけな島』への想い」坂井溢郎
⑤「日本最南端の領土を消滅の危機から救え! 東大教授が挑む沖ノ鳥島『白い砂浜化』計画」茅根創
〈回想の18話〉「北方領土『失われた島の記憶』」
〈文学〉「内村鑑三が敗戦の34年前に『失意の日本人』に遺していた預言」富岡幸一郎
〈領土ミステリー〉「日本最東端の幻の領土『中ノ鳥島』伝説を追え!」
〈現地ルポ〉「対馬で親韓vs.嫌韓『夜の領土紛争』勃発中」窪田順生
「『世論調査』のデタラメを全て暴露―渡る『世論』は嘘ばかり」谷岡一郎
「経済財政諮問会議という『デマ・エコノミー』」東谷暁
緊急対談「日本の領土を脅かす『台湾中国化』の内側」林建良×小林よしのり
〈フォト・ルポルタージュ〉日本の「空の防人」たちに密着「いざ、スクランブル発進!」
「日本固有の領土だからこそ移しました―私の本籍は○○です」
【福田家の家訓】業田良家
【ソプラノ草子】「KY式モテ計画」辛酸なめ子
【みうらじゅんアワー】「落語・剃毛屋」みうらじゅん
【いまどきガリバー】「Zの国」しりあがり寿
【主義なベイビー】「仮面ライダーは『右寄りライダー』!?」吉田豪
【タイムスリップ31】「昭和のベストセラー」笹公人
【古代「愛国者」列伝】「第五回・和気朝臣清麻呂」高森明勅
【高座ニズム宣言】「落語界は三浦和義だらけ!?」桂歌蔵
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
【嫌いな日本語】「学部の名称」深川峻太郎
【テレビ御意見拝聴】海原よいしょ
【武士ズム「実践編」】「その2.歴史 総合格闘技は乃ち武道の逆襲である」堀辺正史(聞き手・堀江ガンツ)
【みなぼんの乙女歳時記】「初心に返る春」みなぼん
〈Special Report〉「ミサイルより恐い“漂着テロ”から日本を守れ」野口健
〈特別企画〉わしズム執筆者たちが振り返る“若葉の頃”「私の初恋」
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