わしズム(小学館/責任編集誌)Vol.24
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.24(2007年10月発行)
~特集・全体主義の島「沖縄」~
【天籟】小林よしのり
白熱200分!これが“教科書抗議集会”直前のサイレント・マジョリティの声だ「『同調圧力の島』沖縄への異論」宮城能彦×高里洋介×砥板芳行×A×小林よしのり
〈Wascipediaワシペディア〉詳説「『集団自決“強要”問題』の基礎知識」上杉千年
「『ひめゆりの塔』は“慰霊”ではなく“顕彰”の塔である」金城和彦×小林よしのり
〈あの日の本土復帰への熱い思いを想起せよ〉「我々は同情してもらうためには『復帰』したのではない」宮城能彦
「民族の魂の腐敗が全体主義を引き寄せる」富岡幸一郎
「アニメ・特撮から消された『特攻』」切通理作
〈WASCISMノンフィクション〉「移住者年間5000人が殺到して『うちなんちゅー』vs.『ないちゃー』が不穏な対立―『石垣島バブル』が崩壊する日」窪田順生
〈WASCISMライブラリー〉「わしはこんな本を読んできた」
〈緊急座談会・ナショナリズムの逆流を防げ 激論!保守バブル崩壊!〉「ナショナリズムの『反転攻勢』のために」高森明勅×富岡幸一郎×八木秀次×小林よしのり
【卑怯者の島】「第2回」小林よしのり
【独裁君】「最終回」業田良家
【ソプラノ草子】「でき婚ファンタジー」辛酸なめ子
【みうらじゅんアワー】「CIRCLE SISTERS」みうらじゅん
【いまどきガリバー】「モジャイルの国」しりあがり寿
【主義なベイビー】「芸能界に蔓延する『怪しい水』ブーム」吉田豪
【高座ニズム宣言】「政界も落語会も二世ばかりのご時世に わが師・歌丸が浴びせた『氷の微笑』」桂歌蔵
【恋する台湾】謝雅梅
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
【嫌いな日本語】「!」深川峻太郎
【タイムスリップ31】「昭和の流行語(80年代編)」笹公人
【古代「愛国者」列伝】「第三回・河内馬飼首荒龍」高森明勅
【テレビ御意見拝聴】海原よいしょ
【みなぼんの乙女歳時記】「人恋しい秋に」みなぼん
大反響連載最終回【武士ズム】堀辺正史vs.小林よしのり「わが『テロルの決算』」
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