わしズム(小学館/責任編集誌)Vol.21
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.21(2007年2月発行)
小林よしのり故郷・福岡を往く「ふるさとでわしも考えた」
~特集・パトリなき「美しい国」を愛せますか?~
【天籟】小林よしのり
〈特別寄稿〉畑中純「まんだら屋の良太―外伝―『美し村』」
【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第26章・愛郷心と愛国心」小林よしのり
白熱討論150分!「安倍首相の『美しい国』は空疎なテーマパークになる」八木秀次×笹幸恵×鈴木邦男×富岡幸一郎×小林よしのり
〈文学の世界〉富岡幸一郎「昭和の作家が残した『言葉につながるふるさと』」
〈原日本人・孝〉切通理作「柳田國男と小林よしのりの『沖縄論』を読み比べる」
〈農村の風景〉島村菜津「安倍『農政改革』は『日本の食文化』も『故郷の風景』も破壊する」
〈芸術のふるさと〉「現代画家が描いた日本の『パトリ』」
〈トンデモふるさと〉みうらじゅん「ウェルカム!『とんまな国へ』」
みうらじゅん【みうらじゅんアワー】「さよなら土着 拡大版!」
しりあがり寿【いまどきガリバー】「妖怪の国」
辛酸なめ子【ソプラノ草子】「個人情報過敏症」
特別版シャルル〈ファイナルウォー〉業田良家【独裁君】
笹公人【タイムスリップ31】「ふるさと」
桂歌蔵【高座ニズム宣言】「憧れのロッサンジェルスッ独演会の巻」
吉田豪【主義なベイビー】「あのハーレム男の『ホレる呪文』に秘密あり」
高森明勅【神様の住所録】「海さち・山さち神話の謎を解く」
深川峻太郎【嫌いな日本語】「いじめ」
海原よいしょ【テレビ御意見拝聴】
謝雅梅【恋する台湾】「台湾人が憧れる『日本』というブランドを大切に」
【みなぼんの乙女歳時記】「恐怖のひな祭り」みなぼん
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
〈大反響対談 第5弾!〉堀辺正史vs.小林よしのり【武士ズム】「今度は『いじめ問題』を斬る」
新連載・末永直海【下がない!】「ギリギり大車輪ライフ」
〈特別寄稿〉片瀬京子【女子ズム】「いまどきの『腐女子』は『美少年愛』に萌える」
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