わしズム（小学館/責任編集誌）Vol.19
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.19（2006年8月発行）
【天籟】小林よしのり
〈『夕凪の街 桜の国』著者描き下ろし〉こうの史代「古い女」
【ゴーマニズム宣言EXTRA】「『戦争論』以後の愛国心について」小林よしのり
座談会白熱180分！「超・戦争論」大塚英志vs.香山リカvs.鈴木邦男vs.富岡幸一郎vs.小林よしのり
～特集・『戦争論』以後～
小林よしのり撰「英霊の言乃葉」
「噂の『軍国主義の殿堂』に行ってみた―靖國神社『遊就館』の歩き方」高森明勅
「話題の巨大壁画『明日の神話』公開―岡本太郎は『核爆発』だ！」
「『戦争画』61年目の封印を解く！」
名作復活！【ゴーマニズム宣言】「南の島に雪が降る」
「女たちの『戦争論』―61年目の恋文」笹幸恵
「林房雄『大東亜戦争肯定論』を再読する」富岡幸一郎
「『戦争論』でとどめを刺した―『南京大虐殺』プロパガンダに終止符を！」松尾一郎
反響轟々！「世界は『戦争論』をどう伝えたか」
「『ネット右翼』はもはや保守でも愛国者でも『良き観客』でもない」切通理作
「GHQが隠蔽した『戦前の日本人の世界認識、戦争への覚悟』」西尾幹二
笹公人【タイムスリップ31】「昭和の事件～1970年代～」
桂歌蔵【高座ニズム宣言】「首相と落語家の引き際は難しいの巻」
【紺谷典子の考える経済】「村上ファンドが仕掛けた『株主利益』という陥穽」
福岡伸一【科学エッセイ】「日本人のエンゲル係数急落は食環境への無関心の象徴」
小林よしのり【ザ・樹海】「第2話・リストラ一家」
しりあがり寿【いまどきガリバー】「2人の国」
辛酸なめ子【ソプラノ草子】「セクハラ脳の恐怖」
みうらじゅん【みうらじゅんアワー】「さよなら土着3」
業田良家【シャルルの男】
謝雅梅【恋する台湾】「台湾の七夕は新旧式バレンタインデー」
吉田豪【主義なベイビー】「石原慎太郎はなぜオカマから嫌われるか」
〈読者のページ〉「われら、わしスト党！」
〈大反響対談 第3弾！〉堀辺正史vs.小林よしのり「武士道究極の処世術“武備恭順”とは」
木村三浩「君は世界愛国者政党会議を知っているか？」
深川峻太郎【嫌いな日本語】「ネタですから」
【テレビ御意見拝聴】海原よいしょ
【みなぼんの乙女歳時記】「夏の天敵」みなぼん
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