わしズム(小学館/責任編集誌)Vol.17
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.17(2006年2 月発行)
〈巻頭爆笑対談〉小林よしのり+“あじゃ&きょん”GAL連合「沖縄の『ひめゆり平和祈念資料館』はヤマンバ立入禁止だったんスよ」
【天籟】「耐震強度・私欲の集合は公にならず」小林よしのり
~怒りの大特集・嫌米流~
【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第21章・嫌米流・年次改革要望書に怒る」小林よしのり
「騙されるな!日本の繁栄は『小さな政府』からという詐欺話」東谷暁
【紺谷典子の考える経済】「『大きな政府』こそが日本を救う」
「大阪タクシードライバー『絶望日記』」窪田順生
「風俗価格破壊―新宿・歌舞伎町『風俗ディスカウント戦争』」編集部
新作ギャグ!【ザ・樹海】小林よしのり
高森明勅【神様の住所録】「天孫降臨の聖地『高千穂の峰』はどこか」
笹公人【タイムスリップ31】「都市伝説」
~大反響特集!続・日本統治論~
【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第22章・日本統治論②」小林よしのり
「『旧満州』で出会った『日本の伝統』と知られざる『親日家たちの矜持』」渡部陽一
「『われ太平洋の橋とならん』―『武士道』を説いた農学者・新渡戸稲造が掲げた西欧列強と一線を隠す『植民の終極目的』とは」富岡幸一郎
福岡伸一【科学エッセイ】「そもそもプリオンが『狂牛病の真犯人』かどうかよくわからないって知ってた?」
〈特別対談〉堀辺正史vs.小林よしのり「あえて言う。日本の武士とは“世界一の首狩り族”である」
新企画!吉田豪【主義なベイビー】「最強不敗の柔道家・木村政彦は『東条英機暗殺』の秘密兵器だった!?」
辛酸なめ子の随想録【ソプラノ草子】「パクリの地平線」
桂歌蔵【高座ニズム宣言】「『タイのバンコクで演芸の原点を見た』の巻」
謝雅梅【恋する台湾】「台湾の若者に大流行中の“火星文”って!?」
業田良家【独裁君】「その12」
深川峻太郎【嫌いな日本語】「日本語ブーム」
みうらじゅん【みうらじゅんアワー】「一眼さんお断り」
【みなぼんの乙女歳時記】「節分」みなぼん
しりあがり寿【いまどきガリバー】「穴の国」
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
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