わしズム(小学館/責任編集誌)Vol.16
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.16(2005年11月発行)
〈巻頭言〉【天籟】小林よしのり
~特集・日本統治論~
〈グラビア〉小林よしのりin PALAU
【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第19章・日本統治論①」小林よしのり
「インドネシア南方特別留学生が残した『大和のご恩/永く忘れず』という歌」中村翠
「『南国のリゾート』サイパンに日本人が敷設した鉄道があった」笹幸恵
「作家・中島敦『南島譚』にみる戦前・戦中日本人の東亜への真摯な態度」富岡幸一郎
仰天新作!【よしりん御伽草子】「ももたろさん」小林よしのり
【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第20章・『親米教科書』の正体」小林よしのり
大反響!「『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論』講演会―沖縄人が、読んだ、聴いた、そして考えた!」
笹公人【タイムスリップ31】「昭和ヒーロー列伝」
桂歌蔵【高座ニズム宣言】「『落語会構造改革私案』の巻」
深川峻太郎【嫌いな日本語】「交ぜ書き」
高森明勅【神様の住所録】「『国生み』神話の主人公イザナキの神の『ふるさと』はどこか」
【みなぼんの乙女歳時記】「秋祭り」みなぼん
林建良【台湾血風録】「『政権至上主義』から脱却することから建国を始めなければならない」
末永直海【お安い娯楽】「コスプレ三昧の巻」
辛酸なめ子の随想録【ソプラノ草子】「アキバの戦い」
紺谷典子【考える経済】「『族議員』『公共事業』『利益誘導』が日本に絶対必要な理由」
【W級!グルメ】「フレンチの名店シェフが語る『食育』への想いと挑戦」
業田良家【独裁君】「その11」
謝雅梅【恋する台湾】「台湾人意識の芽生えが若者の“台客文化”をもたらした」
木村三浩【ムーン・コンフィデンシャル】「自衛隊は侵略占領軍の従属物、数合わせ部隊にすぎないのか」
みうらじゅん【みうらじゅんアワー】「反日マッサー」
西部邁【地鳴】「デマゴギー時代の最適代理人―小泉純一郎」
しりあがり寿【いまどきガリバー】「メガネの国」
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
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