わしズム（幻冬舎/責任編集誌）Vol.13
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.13（2004年12月発行）
〈巻頭言〉【天籟】小林よしのり
～特集・挑戦的平和論～
〈漫画〉【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第15章・挑戦的平和論」小林よしのり
〈漫画家放談〉「いま語りにくい平和について」みうらじゅん×しりあがり寿×倉田真由美×小林よしのり
〈評論〉「私の戦略的平和論―アジア人どうし戦わず」副島隆彦
〈内村鑑三に学ぶ「非戦」対談〉「日本人の倫理と『絶対平和』の精神」富岡幸一郎×小林よしのり
〈時評〉「親米保守はブッシュ節のゴスペルに涙ぐむ」西部邁
〈漫画〉【このわしよ見よ】「第四面・なぜわしはこんなに介護が嫌いなのか？」小林よしのり
〈エッセイ〉「日本人の死に時」久坂部羊
【恋する台湾】「台湾温泉はいかがですか」謝雅梅
〈漫画〉【ゴーダの世界】「独裁君 その8」業田良家
【神様の住所録】「君は大国主の神を知ってゐるか」高森明勅
〈漫画〉【みうらじゅん劇場】「はんなり大作戦」みうらじゅん
【新・台湾事情】「陳水扁よ！台湾はアメリカの中国政策のコマではない」林建良
【長谷川三千子の思想相談室】「テロと戦争と国家と国民」長谷川三千子
【嫌いな日本語】「月極」深川峻太郎
【渡部陽一氏にインタビュー】「スーダンに、いま注目せよ！―これは『民族浄化』の虐殺ではないのか」聞き手：小林よしのり 写真：渡部陽一
【みなぼんの乙女歳時記】「大晦日」みなぼん
〈漫画〉【おぼっちゃまくん】小林よしのり
〈評論〉「イラクはアメリカ五十二番目の州になるのか？」木村三浩
〈短歌〉【念力ジェネレーション】「闇の生徒会長レイコ」笹公人
〈エッセイ〉「僕らの1972年 その2―アイデンティティの模索」山原昭
〈エッセイ〉【高座ニズム宣言】「俺は落語家！」桂歌蔵
〈漫画〉【なめ子のPositive Thinking Silent Drama】「地震ノイローゼ」辛酸なめ子
【若者の軍事学】「防衛庁・自衛隊はこう変わる」潮匡人
〈漫画〉【いまどきガリバー】「砂漠の国」しりあがり寿
〈経済時評〉「『三位一体改革』が地方を壊す―国は国民を見捨てるのか」紺谷典子
〈読者のページ〉「われら、わしスト党！」
【新秘書キシバタのPHOTO×2あきれた】岸端みな
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