わしズム(幻冬舎/責任編集誌)Vol.10
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.10(2004年3月発行)
〈巻頭言〉【天籟】小林よしのり
〈漫画〉【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第11章・イラク戦争の真実」「第12章・慰安婦問題のその後、偽善の果て」小林よしのり
〈サピオ寺澤の「裏・砂塵に舞う大義」〉寺澤広蔵
【アメリカ・レポート】「誇りは奪われたままに―悲しみと歴史のインディアン居留地(後編)」小林至
〈漫画〉【ゴーダの世界】「独裁君 その5」業田良家
〈「サマワは、いま」対談〉「かなりヘンだよ、イラク復興」渡部陽一(戦場カメラマン)vs.小林よしのり
【長谷川三千子の思想相談室】長谷川三千子
【神様の住所録】「お気の毒さま!三浦版『古事記』の大混乱」高森明勅
【嫌いな日本語】「(笑)」深川峻太郎
【若者の軍事学】「『特派員は秘密工作員』これ世界の常識」潮匡人
〈漫画〉【このわしよ見よ】「第一面・なぜわしはこんなに漫画家にこだわるのか」小林よしのり
【恋する台湾】「イチゴ族って何?」謝雅梅
〈漫画〉【日系トレンディーくん】「第7話・武士道の巻」しりあがり寿
〈評論〉「生命の失楽園―『着床前診断』から考える」宮崎哲弥
【体験的養鶏論】「近頃、気になる鶏肉の話―ブロイラーはなぜまずい?」新藤洋一
【新・台湾事情】「総統選挙で決まる、台湾の『親日』あるいは『反日』」林建良
〈漫画〉【夫婦の絆】「第9回・無償の愛」小林よしのり
【平均的日本人】「死者の支配する国」八木秀次
〈短歌〉【念力ジェネレーション】「放課後のサイコキネシス」笹公人
【〈英語なんかいらない②〉それでも必要な人のための闘う英語(3)】「『黄禍論』対処法―『日本人は諸悪の根源』と思っている人たちへ」小林至
〈漫画〉【みうらじゅん劇場】「地獄マップ」みうらじゅん
〈経済時評〉「年金は本当に危機なのか!?」紺谷典子
〈時評〉「悶死の徴候を問診す―アメリカの紊乱・三題」西部邁
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
【新秘書キシバタのPHOTO×2あきれた】岸端みな
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