わしズム(幻冬舎/責任編集誌)Vol.8
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.8(2003年9月発行)
〈巻頭言〉【天籟】小林よしのり
〈漫画〉【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第7章・プロを極めたい者とプロを目指す者」小林よしのり
【魂の美容】「居合 臨戦態勢の女」大高未貴
~特集・『戦争論3』こう読んだ~
〈評論〉「さまよう日本人に、いま突きつけられた問題」佐伯啓思
〈評論〉「死とは『非意味』『非価値』のものである―『戦争論3』によせて」宮崎哲弥
〈評論〉「日本国民は自国を精一杯美化しても恥じることはない」つのだ☆ひろ
〈母と読む9歳の少年から、81歳の学徒出陣経験者まで〉「33万人読者からの熱いメッセージ!」
【シモジモの人々】「ペット」末永直海
〈クジラ対談〉「『安けりゃいいのか!?』日本の魚―国民の食生活を世界からどう守るか。」小松正之vs.小林よしのり
〈漫画〉【ゴーダの世界】「独裁君 その3」業田良家
〈評論〉「刑法から四一条も削除せよ!―十四歳以上だろうが未満だろうが犯人は犯人」宮崎哲弥
【神様の住所録】「日本の神話はこんなに面白い―スサノヲはなぜ『大暴れ』したのか」高森明勅
〈漫画〉【夫婦の絆】「第7回・出生の島(後編)」小林よしのり
【体験的料理論】「アジフライで『料理の保守』を知る。」新藤洋一
【〈英語なんかいらない②〉それでも必要な人のための闘う英語(2)】「『真珠湾』知っていたのに知らんぷりしたことを知らしめる」小林至
【祖母と私】「名探偵ではなかったが」清水義範
〈漫画〉【日系トレンディーくん】「第5話・雑学の巻」しりあがり寿
【若者の軍事学】「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」潮匡人
【長谷川三千子の思想相談室】長谷川三千子
〈漫画〉【みうらじゅん劇場】「ゆるキャラ会議」みうらじゅん
【平均的日本人】「日本が消滅しようとしている」八木秀次
〈経済時評〉「市場メカニズムにまかせるな―民にできないことが政府の仕事」紺谷典子
〈時評〉「横行する嘘話・四題」西部邁
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
【新秘書キシバタのPHOTO×2あきれた】岸端みな
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