わしズム(幻冬舎/責任編集誌)Vol.7
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.7(2003年7月発行)
〈巻頭言〉【天籟】小林よしのり
〈『戦争論』完結記念インタビュー〉著者・小林よしのり語る「『戦争論』は、こう読め」聞き手・金森由利子
〈アフガンの真実対談〉「メディアのアフガン報道は嘘とインチキだらけ」中村哲vs.小林よしのり
【国々の公】「韓国 依存と無関心を生んだ歴史的トラウマ」大高未貴
~特集・日本は「核」を持てるのか~
〈評論〉「若い世代に期待する 日本の核武装」片岡鉄哉
〈評論〉「通常兵器を強化すれば核はいらない」青山繁晴
〈時評〉「核武装論の進め方 公民ならば『是核三原則』に立つべし」西部邁
【〈英語なんかいらない②〉それでも必要な人のための闘う英語(1)】「『原爆落として悪かった』と言わせるためには」小林至
【長谷川三千子の思想相談室】長谷川三千子
〈漫画〉【みうらじゅん劇場】「又一銅」みうらじゅん
「わしが日本で保守するもの」小林よしのり
〈評論〉「親日国イラクを日本はこのまま失っても良いのか」木村三浩
〈評論〉【シベリア・バカマネの記】「わが孤軍奮戦50余年」中田清康
〈評論〉「刑法から三九条を削除せよ!―くるっていようが、いまいが犯人は」宮崎哲弥
【神様の住所録】「古代、大洗海岸に確かに神は出現した!」高森明勅
【シモジモの人々】「見せる下着」末永直海
【若者の軍事学】「陸、海、空の戦力は、どうちがうか」潮匡人
【体験的稲作論】「最近、忘れられているうまいコメの話」新藤洋一
〈漫画〉【日系トレンディーくん】「第4話・マトリックスの巻」しりあがり寿
【祖父と私】「テニアンに散った祖父と、母の運命」小林至
【世界一簡単な税金の話】「最終回・高額納税者の最大の不満は、税を取られることではない」橘玲
〈漫画〉【ゴーダの世界】「独裁君 その2」業田良家
【平均的日本人】「武士道よ再び」八木秀次
〈経済時評〉「作られた金融危機 りそな『国有化』の謎」紺谷典子
〈読者のページ〉「われら、わしスト党!」
【秘書カナモリのDIGIカメ日記】デイジー・カナモリ
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