わしズム（幻冬舎/責任編集誌）Vol.5
小林よしのりが責任編集長を務める、漫画と思想で日本を束ねる知的エンターテインメント誌。「わしズム」とは小林よしのりの一人称である「わし」と、本来「束ねる」という意味も持つ「ファシズム」を掛け合わせた造語である。「信頼崩壊の時代」となった現代日本において、信頼再構築のため、バラバラになった価値の中から真実に迫る価値を探しだして束ねることを目的に創刊された。いわゆる「論壇」の世界に留まらず、漫画家・ミュージシャン・俳優・政治家・学者・エッセイスト・落語家・歌人・カメラマンなど、あらゆる表現者を集め、文化・思想を伝える娯楽誌となっている。
Vol.5（2003年2月発行）
〈巻頭言〉【天籟】小林よしのり
〈漫画〉【ゴーマニズム宣言EXTRA】「第5章・牛頭（ソシモリ）からスサノオの古代史」小林よしのり
〈ザ・憧れの人対談〉「非日常的な仕事をしながら、日常をふつうに生きるには。」石田ゆり子vs.小林よしのり
【国々の公】「中国 1億の盲流が経済を支える虚栄の国」大高未貴
〈漫画〉【みうらじゅん劇場】「いわゆるメガネ問題」みうらじゅん
【長谷川三千子の思想相談室】長谷川三千子
〈評論〉「トンデモ思想『動物にも人権を！』が跋扈する」宮崎哲弥
〈ザ・保守対談〉「あえて『抵抗勢力』の汚名を着てでも国を保守する。」古賀誠vs小林よしのり
【世界一簡単な税金の話】「サラリーマンは『国民』ではない」橘玲
【シモジモの人々】「痴漢」末永直海
〈評論〉「アメリカの保守とはどういう人たちのことか？」副島隆彦
〈漫画〉【夫婦の絆】「第5回・出生の島（前編）」小林よしのり
【平均的日本人】「町工場―現代の職人の底力」八木秀次
【祖父と私】「ブンちゃんとジロちゃん」清水ちなみ
〈評論〉「英語なんかいらない」小林至
〈漫画〉【ゴーダの世界】「詩人ダーク」業田良家
【若者の軍事学】「軍事が近代化を生んだ」潮匡人
〈漫画〉【日系トレンディーくん】「第2話・讃岐うどんの巻」しりあがり寿
〈時評〉「アメリカには『帝国』になる資格がない」西部邁
〈読者のページ〉「われら、わしスト党！」
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