ゴーマニズム宣言SPECIAL「新戦争論1」(幻冬舎/単行本・Kindle)
ようござんすね?
このまま戦争で。
すべての日本人に当事者意識と覚悟を問う、渾身の描き下ろし452ページ。
日本は戦争しない。
多分しないと思う。
しないんじゃないかな。
まだ、ちょっと覚悟はできかねる。
……と思っている、あなたへ。
いま日本は「普通に戦争をする国」になった。
だが、これは本当に日本人自身が希望したことなのか?
今年は終戦70年、大東亜戦争とはそもそもどんな戦争だったのか?
日本にとって自衛隊を派遣した2003年イラク戦争とは何だったのか?
なぜ、いまイスラム国は台頭しているのか?
日米安保でアメリカは日本を本当に守ってくれるのか?
集団的自衛権で自衛隊はアメリカの戦争にどこまでつきあえばいいのか?
日本人に国防意識はどれだけあるのか?
2014年慰安婦問題の問題点と世界はこれをどう見ているのか?
靖国神社は日本人にとってどう考えるべきなのか?
嫌韓本・ヘイトスピーチを始めとする偏狭なナショナリズムはなぜ生まれたか?…
etc.
大ベストセラー『戦争論』から17年、過剰に右傾化した日本の舵を、いったん真ん中
に切り戻す衝撃作、第1弾!
(2015年1月発行)
第1章 ウォーボット・ゲーム
第2章 価値観を持つ人間ゆえの戦争
第3章 イスラム国はイラク戦争が生んだ可能性だ
第4章 わしはイラク戦争の結果を予言していた
第5章 妄想戦争について行く恐米ポチ
第6章 何が何でも戦争する米国
第7章 戦争と戦闘の違いを知っているか?
第8章 アメリカの戦争映画は面白い
第9章 国連人権委員会の不作為の罪
第10章 民主主義は万能ではない
第11章 アメリカの保守も、日本の保守も左翼である
第12章 閉された言語空間
第13章 靖國神社を守るのか、英霊が守りたかった日本を守るのか?
第14章 国民の手本、少女学徒隊
第15章 国民主権なら徴兵制である
【特別対談】靖國神社と武士の魂 ―堀辺正史×小林よしのり―
第16章 戦争の悲惨を知った上での覚悟
第17章 戦場での殺人と自決をイメトレしよう
第18章 『戦争論』の正しい読み方
第19章 20世紀の女性の人権侵害とは「性奴隷」である
第20章 日韓基本条約に立ち返れ
第21章 日系ブラジル人「勝ち組」が信じたい情報
第22章 嫌韓本、自己啓発本、「力」本
最終章 葛藤の果て「ひょん」と死ぬる
あとがき 戦後70年に『新戦争論1』を問う