新ゴーマニズム宣言(小学館/単行本)第14巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第14巻・勝者の余裕(2004年11月発行)
第1章. 小泉が「墨子」を引いて語る愚
第2章. 大義も正義もなくていい保守?
第3章. 国益のために台湾に無礼する日本
[特別収録]大東亜聖戦祭講演「それでも倫理が、正義が、大義があった」
第4章. プードルに学ぶポチの運命(英米同盟について)
第5章. 総統選 日本に伝わらなかった台湾人の民意
第6章. 邦人人質に自己責任と言える資格があるか?
[異色対談]武道待望論―vs堀辺正史
第7章. 靖國参拝・違憲という「傍論」の暴論
第8章. 大義も正義もない捕虜拷問
第9章. 再訪朝は侵略国への白旗外交
[異色対談]笑いの虎―vs桂歌蔵
第10章. 橋田信介の謙虚な勇気
第11章. 女児殺人・ネット思考と化す世論
[インタビュー]仕事も恋愛も人生も人を恐れるな!
第12章. わしの「感情」が判断する主権移譲
第13章. 最高裁で逆転勝訴したわし
あとがき