新ゴーマニズム宣言(小学館/単行本)第12巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第12巻・誰がためにポチは鳴く(2002年11月発行)
[特別読み切り]ちょんまげよしりん「親米でござる!」
第1章. ひとまねこざるは動物園が幸福
第2章. 自分のメディアを持つ野望
第3章. 純粋まっすぐ詐欺子ちゃん
第4章. 文明の内なる野蛮とは何か?
第5章. 戦後生まれがアメリカに受けた屈辱
第6章. 小林を排除せよと叫ぶ西尾ポチ
第7章. 奈良の鹿を見て考えたこと
第8章. 瀋陽総領事館とメディア規制法
第9章. 「国立追悼施設」をつぶせ!
第10章. 親米女と親米男の「親」の実態
[熱論:長谷川三千子vs小林よしのり]親米保守が多すぎる
第11章. 偽善者覚悟でパレスチナ問題を考える
第12章. 日本人の魂・終戦自決烈士
第13章. 反米という作法
第14章. 無知で下品なテレビ司会者たち
[激論:田原総一郎vs小林よしのり]「日本の戦争」は侵略戦争か、解放戦争か
第15章. 北朝鮮への謝罪と補償は最大の対米支援?
第16章. 拉致被害者家族こそが「理」、識者と国民は「情」である
第17章. 「依頼心」を捨てて、アメリカを疑え!
[巻末付録]よしりん・トッキーのポチ・ホシュホイホイ
あとがき