ゴーマニズム宣言SPECIAL「天皇論」(小学館/単行本)
戦後日本人が初めて天皇を知るときが来た!「天皇は神なのか」「宮中祭祀とは何か」「戦争責任はあったのか」誤解と偏見だらけの天皇観を正し、雅子妃や皇位継承をめぐる現代皇室の問題点にも鋭く切り込む、最高の「天皇入門書」登場。今上天皇、美智子妃、昭和天皇をはじめ皇室の知られざる秘話の数々。大反響のSAPIO掲載分に描き下ろし200ページ超を加え、天皇陛下ご即位20年、天皇皇后両陛下ご成婚50年の年に放つ、著者渾身のシリーズ最高傑作。
第1巻(2009年6月発行)
序 章 わしが「君が代」を歌うようになったわけ
第1章.無自覚な天皇尊崇
第2章.雅子妃への祈り
第3章.初めての新年一般参賀
第4章.天皇の基礎知識1・天皇には姓がない
第5章.天皇の基礎知識2・皇居と国家元首
第6章.皇室祭祀と三種の神器
第7章.今上天皇の大御心・御即位二十年・福祉
第8章.今上天皇の大御心・御即位二十年・慰霊
第9章.天皇は「神」だったのか?
第10章.天皇は「カミ」である!
第11章.天皇即位の条件に「人格」はない
第12章.学術を装った「宮中祭祀廃止論」の悪意
第13章.「天皇制」「天皇家」という言葉は間違い
第14章.天皇イメージの変遷
第15章.明治憲法は天皇絶対主義だったのか?
第16章.「完全政教分離」という破壊思想
第17章.シナの「王道」、日本の「皇道」
第18章.天皇は差別の元凶ではない
第19章.なぜ「国体護持」が必要だったのか?
第20章.天皇と公民で成り立つ「国体」
最終章 国民主権は国体にあらず
あとがき