新ゴーマニズム宣言(小学館/単行本)第3巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第3巻(1997年4月発行)
第23章. 佐高信は小児科のオヤジだ
第24章. 従軍慰安婦カマトトマスコミを撃つ
第25章. 運動大好きどもは脱正義しろ
第26章. おそるべき慰安婦問題の反響
[「朝日」「産経」どっちが正しい!?]
第27章. 心からの謝罪の無意味
第28章. 菅直人への疑念と「信頼」再生の行革
第29章. 老若男女・慰安婦問題大論争
[日テレ系『Ianfu…』問題のシーンを再検証]
第30章. 戦場の性欲とフェミニズム
第31章. 弱者という聖域に居る権力者
[トッキーが読む兵士体験記]
第32章. 43団体の言論弾圧にわしは屈せぬ
[小林よしのりvs「43市民団体」有志]激突討論を再録
第33章. 「新しい歴史教科書をつくる会」に注目せよ!
第34章. 南の島に雪が降る
第35章. 公共性から国家のため
第36章. 『史ニストのお歴々』文部大臣に会う
[読者からの手紙]
[特別篇:ゴー宣版従軍慰安婦資料集]
あとがき