新ゴーマニズム宣言(小学館/単行本)第2巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第2巻(1997年2月発行)
第15章. 知識人・吉本隆明よ 勉強しろ!
第16章. わしの社の情報公開
第17章. 西部邁と語った知識人の責任と罪
第18章. 政局と証人喚問
第19章. TBS―公平中立致死事件
[TBSに向けるわしからの提言]
第20章. 運動の炎症はハワイの直射日光で焼け
第21章. 河野義行と小野悦男の間・付録付
第22章. アカウンタビリティについて考える
【脱正義論Ⅱ】
特別篇 純粋まっすぐ市民との戦い
[大月隆寛vs小林よしのり]「観客民主主義」は世の中を変えうるのか?
[読者からの「手紙」]
【ゴーマニズム外伝】
第1話 松本智津夫と一般信者たちの罪
第2話 オウム教と恋愛教のどとーの果て
第3話 破防法なきオウムの明日
第4話 VXガスで狙われた日々
第5話 麻原公判の絶対傍聴の聖報告
【薬害エイズ殺戮の全貌】
薬害エイズ年表
その1明日なる危機
その2空白の一週間
あとがき