ゴーマニズム宣言(幻冬舎/文庫・Kindle)第9巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第9巻(2000年4月発行)
第1章. 仏の慈愛を取り戻せ
[けんきょかましてよかですか?]
第2章. コネの迷路をゴーマンで突破せよ
第3章. オウムと学歴と 秘書を連れた吾智英
第4章. オウムとの裁判 2回目の報告
第5章. 亡国オウムの悲しみ
第6章. 純粋まっすぐ君よりオザケンが好き
第7章. かくれんボックスの麻原
第8章. 知識と情報―橋爪大三郎と語る
第9章. テロに対してどう処すか?
第10章. ゴー宣こそはヴァジラヤーナ(金剛乗)だったのだ
第11章. オウムとの裁判・第3回の報告
第12章. ちんぽ的文化人と信者の罰し方
第13章. 世界初の暗殺されかかった漫画家として
第14章. 帝京大・安部英と厚生省の倫理を問う
第15章. 香港にて奴らへの復讐を誓う
最終章 さらばSPA!よ
あとがき 羞恥からの成長