ゴーマニズム宣言(双葉社/単行本)第9巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第9巻(1996年3月発行)
第146章. 仏の慈愛を取り戻せ
第147章. コネの迷路をゴーマンで突破せよ
第148章. オウムと学歴と 秘書を連れた吾智英
第149章. オウムとの裁判 2回目の報告
第150章. 亡国オウムの悲しみ
第151章. 純粋まっすぐ君よりオザケンが好き
第152章. かくれんボックスの麻原
第153章. 知識と情報―橋爪大三郎と語る
第154章. テロに対してどう処すか?
[爆笑バトルトーク:小林よしのりvsテリー伊藤]お笑いオウム真理教
第155章. ゴー宣こそはヴァジラヤーナ(金剛乗)だったのだ
[小林よしのり『SPA!』との訣別 そしてその後の『ゴーマニズム宣言』](文・切通理作)
第156章. オウムとの裁判・第3回の報告
第157章. ちんぽ的文化人と信者の罰し方
第158章. 世界初の暗殺されかかった漫画家として
第159章. 帝京大・安部英と厚生省の倫理を問う
第160章. 香港にて奴らへの復讐を誓う
最終章 さらばSPA!よ
[インタビュー]「目覚めよ!若者たち。真のプロの生き様を見よ!」
あとがき
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