ゴーマニズム宣言(扶桑社/単行本)第7巻
「ゴーマニズム」とは「傲慢主義」ともいうべき著書の造語。自分の直感と常識をたよりに「傲慢だとわかっているが、それでも敢えて言っておかねばならない」という思いを思想化したもの、それがゴーマニズム宣言である!連載開始当初はエッセイ漫画であったが、次第に社会問題や政治問題に斬り込むようになり、世界初の思想漫画として社会現象を巻き起こす。自主規制問題、部落差別、オウム真理教事件、薬害エイズ問題、従軍慰安婦問題から歴史問題、イラク戦争、天皇論、原発問題…等々、「ゴー宣」のタブーなき挑戦は、現代の思想空間を常に揺るがし続けている。
第7巻(1995年6月発行)
第1章. 我ら、不審者とかく戦えり
第2章. わしの思考の原点
[異色対談:ロバート・ゼメキスvs小林よしのり]よしりん曰く「自分の立場って、ガンプに似てる」
第3章. 蒼ざめた絓を見よ
第4章. 相手が違うぞ平岡正明!
第5章. 哀愁のクニーと共産革也くん
第6章. うわさの残酷
第7章. 『ゴー宣』梁山泊の理論家たち
第8章. 拉致――最低最悪の抗議手段
第9章. むりやり会いにきたフセイン
第10章. 噂の貧相批判・プロローグ
第11章. ケガレ思想のたれ流し
第12章. 筒井康隆と計略を巡らす
第13章. 我こそは傷つけられし者なり
[小林よしのりが語る]傷つけられブームはもう終わりだ、優劣をつけることを恐れるな!
第14章. クリスマスにごーまんLOVE
[特別付録]スタッフもゴーマンかましてよかですか?
あとがき・自由のどのへんを縛るか?
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