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ゴーマニズム宣言SPECIAL「コロナ論」(扶桑社/単行本)

 

【出版社からのコメント】

新型コロナウイルスの“震源”となった中国・湖北省武漢から200人余りの現地滞在の日本人を乗せたチャーター機が成田に降り立った1月末、本書の著者である小林よしのり氏は、独自の視点でコロナに関する情報を発信し始めています。

 

感染拡大によって激しさを増していく“コロナ・パニック”について、小林氏は早期の段階から懐疑的な見解を示し、「私権」を脅かすことに繋がりかねない政府の緊急事態宣言やメディアによる“インフォでミック”の危険性を、作品を通じて繰り返し訴えてきました。

 

インフルエンザで毎年1万人もの人が死んでいるのに、なぜ、日本人は新型コロナウイルスに対して、これほどまでに恐怖心を抱くようになったのか?

 

もっとも多くの死者を出している米国では、7月20日現在で14万人の人が犠牲になっています。
これに対して、日本では1000人程度の死者数で抑え込んでいます。

 

この「ファクターX」が何であるかは、いずれ検証されることになるでしょう。
ですが、これらの数字を見る限り、殊、日本においては、別の選択肢もあったのではないか?という疑問が拭えないのも事実です。

 

テレビ朝日系列『羽鳥慎一モーニングショー』がその最たる例ですが、「外出自粛」が要請されているのを言いことに、メディアは盲目的に恐怖を煽って視聴率を取りにいっていました。

 

「アフターコロナ」「ウィズコロナ」「新しい生活様式」「ニュー・ノーマル」……など、聞きなれない言葉が飛び交うようになり、私たち日本人も価値観の変容を迫られています。

 

『ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)や『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(2009年・小学館刊)など、これまで数多くの論考を発表し、その度に激しい論争を巻き起こしてきた小林氏。
保守であり、反グローバリズムの立場にある彼が、どのようなアプローチで、現在人類が直面するこの壮大なテーマと向き合うのか?
手に取って一度目を通していただけば幸いです。

 

 

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