救世主ラッキョウ(集英社/コミック)第1巻
阿留(ある)中学校にやってきた転入生、その名は「中華楽狂(ちゅうからっきょう)」。新興宗教「ラッ教」の教祖を名乗り「ヒヤシチュー ヒヤシチュー ヒヤシチュー レーメン」を唱える者には奇跡が起こると、学校中を布教して回る楽狂。迷える子羊たちの救済を唱えていた彼が、次第に暴走をはじめ、終いには世界征服を企むように…!?「漫画で新興宗教をやったらどうなるか?」という思いつきで始めた作品。実際に漫画を飛び越え、作者が読者に「ラッ教」への入信を呼びかけ、信者数が拡大していくという異例の展開をみせた。
また『おぼっちゃまくん』が大ヒット中の平成2年に、「別冊コロコロコミック」にて、キャラクター・設定共に一新した『新・救世主ラッキョウ』を連載した。
第1巻・なやめる少年“由多”の巻(1979年6月発行)
救世主あらわる!の巻
なやめる少年“由多”の巻
脱落者をにがすな!!の巻
布教の旅の巻
ライバルをたおせの巻
女信者誕生の巻
恐怖の布教活動の巻
楽狂の箱船の巻
解説「小林会長のコトバに生きる勇気を……!?」
漫画家・中華楽会名誉会員・会員番号10番・秋本治
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