2013.09.28(土)
「あまちゃん」が終わった。
「あまちゃん」が終わった。
何もかもハッピーという 予定調和の終わり方に 拍子抜けしたが、
NHKの朝ドラでは こう描くしかないのだろう。
ユイちゃんが一生あの田舎に 落ち着く女なのか疑わしいし、
太巻は人格が変わっちゃってるし、
水口は何をしたい人間か わからなくなっちゃったし、
鈴鹿ひろ美が突然、 薬師丸ひろ子並みの 歌唱力になってるのはあり得ない。
だが小泉今日子と薬師丸ひろ子が、 いかに歌が上手かったかを 思い知った。
そして能年玲奈は 「国民的アイドル」になってしまった。
「国民的アイドル」は やはり「純粋性」が必要で、
セックスどころかキスシーンさえも 御法度だと証明された。
能年玲奈は「国民化」したが、 「大衆化」していない。
これで歌が上手かったら AKB48の脅威となるところだった。
『AKB48論』が評判上々のようだが、
第14章 の 「国民化と大衆化の結実」 の 重大さに気づく者は少ない。