トルーマンの善悪二元論を受容する安倍と志位は同類だ
共産党の志位委員長が党首討論で、安倍首相の
ポツダム宣言についての認識を問いただしていた。
安倍首相は読んだことがないそうだ。
日本の首相が、しかもアメリカ大好きで、アメリカと価値を
同じくしているとまで言う首相が、ポツダム宣言も読んだ
ことないというのは確かに変かもしれない。
「戦後レジームからの脱却」と言ってたのだから、
ポツダム宣言の内容を否定するのは当然のはずなのだが、
安倍首相は「読んでない」で誤魔化す。
これを否定したら「歴史修正主義者」のレッテルを
貼られるから、安倍首相は怖がっているのだ。
ならば「戦後レジームからの脱却」などと、
えらそうに言うんじゃない!
全然、タカじゃない。チキンじゃないか!
わしは「戦後レジームからの脱却」は必要だと思っている。
志位委員長は「戦勝国史観」で、成り立つ国連の
ありかたを容認するのか?
歴史は厳密な史料批判を経る実証主義で語るもので、
現実に戦前の日本は「世界征服」など考えてもいない。
志位委員長が「日本は世界征服の暴挙に出た」と
言うのなら、その一次史料を提出してくれ。
ポツダム宣言は間違っているのだ!
日本がこんなくだらん文書を受け入れたのは、
力で負けたからに過ぎない。
志位委員長は軍事力こそが正義だという考えの持ち主か?
だったら日本も憲法改正して、軍事大国にならなければ、
正義の国になれない。
そもそも戦争は外交の延長線上にある一手段であって、
「善悪」で評価するものではない。
連合国は善であり、正義であり、枢軸国は悪であるという、
アングロサクソンの「善悪二元論」を、志位委員長が
なぜ受容しているのかまったく不思議だ。
安倍首相は結局、未だに戦勝国に屈服し、
「戦後レジーム」を完成させようとしている売国奴である。
共産党も安倍政権も、ポツダム宣言を聖書とする
売国奴なのだ。なぜそれがわからんのだ!?
チキン安倍を支持するネトウヨも当然、売国奴である。