2014.05.07(水)
漫画家の創作現場の心理状態
漫画家の創作現場の心理状態を書いてみる。
昨日は『大東亜論-血風士魂篇-』
第7章のコンテを完成させた瞬間、
「これはうまくいったぞ」と確信して、
一人で興奮していた。
だが、同時に「いや思い込みかもしれない」と
慎重になり、沈静化に向かう。
しかし、やっぱり
「だが登場人物が勝手に動き出したのではないか?」、
「資料不足が幸いした感があるぞ」
と自信を深めてしまい、
「これなら目標とするクライマックスが盛り上がるぞ」
と鼻息を荒くしていた。
とはいっても、一晩置いたら
夢から覚めたみたいになるかもしれないから、
明日の朝再読してみようと思って寝た。
朝起きて再読してみたら、
やっぱり登場人物がすごく活き活きしてると思い、
自宅に戻って仕事場にファックスしてみた。
するとスタッフが続々と面白いと感想を伝えてくる。
やっと自信持って言えるが、
物語がまた跳ねたんだ
この先、『東大一直線』や『おぼっちゃまくん』のように
描けるかもしれない。
ひょっとすると、上の二つの代表作を
ミックスした感じの作品になるのかもしれない。