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2014.04.12(土)

「恋愛禁止条例」から「恋愛スルー条例」へ(その1)

 

AKB48グループには、
かつて「恋愛禁止条例」というものがあった。

このルールに違反して、スキャンダルが発覚し、
辞めさせられた子も多い。

「恋愛禁止条例」は、不文律と言われていたが、
実際に罰があったのだから、正確には不文律ではない。

明文化されてないのに、罰があるルールだったのだ。

 

わしはHKT48ゆうこすのファンだったが、
スキャンダルが発覚して、あいりす他数名と一緒に、
CDデビュー前にクビになった。

これはショックだった。

ゆうこすがいたら、
今頃グラビア班として大人気になっていただろう。

平嶋夏海増田有華も魅力的なメンバーだったのだが、
スキャンダルが出て、活動辞退させられてしまった。

菊地あやかは一度解雇され、
再びオーディションを受けて再加入した。

この子の態度は立派だったとわしは評価している。

 

指原莉乃は罰としてHKTに移籍し、
今やそのスキャンダルもネタにしてテレビで大活躍、
とうとう総選挙1位に君臨している。

峯岸みなみは自ら丸刈りになってAKBに留まった。

この峯岸のときの大騒動に懲りて、
以降AKBの運営はスキャンダルが出ても
スルー」するようになった。

 

スルーで済むのなら、今まで辞めさせられた子は、
まったく馬鹿を見たことにしかならない。

「スルー」で済むなら、
指原はHKTに来なかったはずだし、
峯岸もバラエティーで活躍できなかったかもしれない。

今の指原と峯岸の活躍は「恋愛禁止条例」があったからこそ、
火が付いたものだとも言える。

 

AKB48はとてつもない矛盾を抱えて、発展している。

その矛盾による欲求不満が、コアなファンの間では、
ぶすぶすとくすぶっており、
ネットの中では疑惑のメンバーに対するバッシングとなって
噴出している。