2014.01.06(月)
パラダイムシフトをもう一度
昨日は「小林よしのりライジング」の『ゴーマニズム宣言』で、
ポジショントークに堕す論壇ムラの原因について
9割9分まで書いて寝た。
今朝の読書で、ようやく神風連の乱の思想的根拠がわかった。
現在の株主資本主義にまったく無批判な腐れナショナリズムの元凶が
どこにあったかがようやく掴めた気がする。
これを『大東亜論』の第二部にかなり
印象的に組み込んでおく必要がある。
『大東亜論』を初めて通して読んだ知人の感想では、
頭山満が出てくると楽しくてしょうがない、
出てこないと、まだかなあ、まだかなあ、と思うそうで、
出てきたら、キターーーー!と思うそうだ。
東大通をイメージしてるようだ。
最後は衝撃的だったらしい。
あまり難しいこと考える読者じゃないので、
無邪気に漫画として読んでいる。
それでいいんだ。
第二部は過去に遡るが、
どうしても描いておかねばならないことがあるからだ。
わしの興味は現在のくだらない株主資本主義ナショナリズムにはない。
『戦争論』以降に起こったパラダイムシフトを、
もう一度再現することにある。