2013.10.25(金)
朝日新聞と産経新聞、どっちが尊皇派か?
朝日新聞(10・24)の社説余滴という欄に
「久子さま、制約の中の熱意」という記事が載っていた。
高円宮妃久子さまが招致決定後に、朝日新聞の取材にこう語っておられたという。
「五輪も含め人々の生活に大きな影響を与える決定を、
積極的にどちらかの方向に導く態度は避けるべきでしょう」
本心ではスポーツ界が熱望する東京招致を願っていたとしても、
「皇室の政治利用」への懸念は自覚しておられる。
こういうことを報じる朝日新聞は立派である。
産経新聞などは「結果オーライ」で、
「皇室の政治利用がうまくいった」としか思っていない。
五輪招致でアベノミクス第4の矢が出来て、
金儲けに繋がるぜ!イェイ!でおしまいなのだ。
皇室の尊厳の維持より、安倍政権の維持の方が大事というのが産経新聞の立場である。
それでいて皇室を敬愛しているというポーズだけは誇示してみせる。
その嫌らしさがわしはすごく不快なのだが、わかるだろうか?
感受性のないポジショントークに埋没している
馬鹿ホシュにはわかるまいが。
朝日新聞と産経新聞、
どっちの方が皇室に対する敬意があるのかわかりゃしない。