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2024.12.25(水)

インド版アニメ『おぼっちゃまくん』感想大会

 

インド版アニメ「おぼっちゃまくん」のムービーが6本も送られてきたので感想を書いておく。
さすがに6本もあると、時間がかかった。

『一日船長』のお話
豪華客船「カメタニック号」に皆で乗る話だが、船長に扮した茶魔がとにかく可愛い。
沙麻代ちゃんからいいなケツされて褒められて浮かれたり、沈没しそうになった船から一人ボートに乗って逃げようとしたり、名誉挽回するために雇った海賊の仲間になって、踊ったり、茶魔の一喜一憂する表情や声が可愛くて、目が離せなくなる。
ボケッと見てるだけでとても楽しい一話だ。

『委員会』のお話
冒頭、みんなが茶魔に隠れて委員会に出ようとコソコソと教室を出たら、そこに腕組んで立ちふさがる茶魔の顔がインパクトあって、吹き出してしまった。
その後、「仲間外れにしていた!無視していた!」と真っ赤になって怒り、泣く茶魔も可愛いし、初めて委員会に参加することになってウキウキしている茶魔も可愛い。
保健室の先生の恰好した茶魔、給食姿の茶魔、放送委員の茶魔、飼育係の茶魔…等々、次々と色々な委員をやっていく茶魔が、いちいち面白い!

『沙麻代ちゃん救出』のお話
最初の茶魔美が面白可愛くて笑える。
猿軍団の描かれ方も上手いし、茶魔そっくりの猿もめちゃ愛らしい!
攫われた沙麻代ちゃんを助けに行く!と勇んで出発したのに、ジャガーが現れた途端、ひるんで泣く茶魔の表情が面白いし、なんと言ってもイケメン猿がインパクトある!
それに惚れてしまう沙麻代ちゃんにも、視聴者は驚くだろう。

『清貧』のお話
これは原作ありの作品だが、茶魔と貧ぼっちゃま(と弟妹たち)、袋小路のキャラが生かされた、ギャグ満載の傑作だ。
アニメになって、表現も巧みで、最初から最後まで笑える!
貧ぼっちゃまのツリーハウスの室内を、時々光る雷でピカピカと照らされる様子が、劇的な雰囲気を醸し出していて、それだけでなんだか笑えてくる。
超貧困な貧ぼっちゃまが、「もう贅沢はしない」と宣言することが意外だが、何を言っているのかと驚く茶魔の表情の描き方が上手い!
豪華な風呂で、茶魔とお父ちゃまがカモになって言い合う様子は、ナンセンスで最高だ。
貧ぼっちゃまに清貧を教わる茶魔が、蝶ネクタイとパンツ一枚姿なのも笑えるし、そんな茶魔が周りから褒められていることに対抗心を燃やした袋小路が、「それなら俺も」と服をバーッと脱ぎ捨てる様子にも笑ってしまった。

『ピエールの恋』のお話
恋に落ちてしまったピエールが主人公の話だ。
ピエールの表情がとても可愛く描かれているし、声も上手い!
琵琶湖から水を抜いてしまう場面も、巨大ウナギも上手く描かれている。
巨大ウナギにビビって、泣きながら逃げようとする茶魔の顔がめちゃ面白くて笑える。
他の亀たちもよく描けているし、これも楽しい回だ!

『検尿』のお話
検尿用のおしっこを採って、それを学校まで持っていくだけなのに、やたら大袈裟なのがひたすら笑える。
ジェットコースターで隣にいる怖賀リータに抱き着かれながら「出るとでしゅよ~!」と言っている茶魔の表情がめちゃ面白くて吹き出してしまった。
学校まで持っていく際にも、神輿に載せられて、やたら恭しく運ばれていく様子も笑えるし、ハプニングに対する反応がいちいち楽しい。