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2024.02.12(月)

新生「ゴー宣DOJO」はうまくいった。

 

新生「ゴー宣道場」の船出だ。

安倍政権の総括は、一部で高森、倉持両氏によりほぼなされた感があった。
2人ともテーマに沿ったリアルな話を完璧にしてくれた。
ただし、2人とも一部だけでトンヅラしてしまったので、二部をわしが根幹を支えねばならず、何も考えて来なかったので、少し難儀した。

そこで二部ではわしはもっとマクロに見て、そもそも戦後、政治家は国民にとって良き政策を実現してくれたか?を話した。

戦後は人口が増えたから、高度経済成長しただけで、これは日本の運命である。政治家の関与はない。
戦後すぐは社会党までアメリカからの独立を主張していたのに、経済優先で属国化を受け入れてしまった。

戦後はむしろ官僚の主導で、経済を後押しした功績の方が強かった。
日本が属国からの離脱意思を持っていたのは田中角栄までで、角栄がアメリカに刺されてからは、日本の保守は従米保守しかいなくなった。

やがて日本の生産・輸出力がアメリカを脅かすようになったら、日本はアメリカに脅されて、構造改革を受け入れ、働き方を改革するようになり、モーレツ社員はいなくなった。
今も労働者の人権をテコに、働かない日本人を作り続けている。

今や政財官の三位一体は崩壊し、政治家はアメリカの奴隷、官僚は政治家の奴隷となり、グローバリズムで格差は拡大の一途、近代化が人口減を加速させ、キャンセルカルチャーが日本の文化まで崩壊させる流れになった。

わしはニヒリズムとの戦いの中、日本の文化だけは財産だから守らなければならないと思い、『日本人論』を描いた。
その文化には、皇室からサブカルチャーまで内包するが、人権真理教を放っていたら、皇室にまで波及しかねない。
なるべく早く愛子天皇を実現することしか、希望はない。

わしの話は『日本人論』でもあるが、果たしてどれだけの人に理解してもらえたか、分からない。
皇室も憲法も、この話の中に含まれるが、名古屋のDOJOの議論の序章にもなるように話した。

次世代師範はまだ寡黙だが、良いことも言っていた。
何度も経験すれば、もっと饒舌になるだろう。

場外乱闘であらためて、設営隊の個人個人のユニークさに笑わせられ、責任感を見せつけられ、誇らしく思った。

わし個人のニヒリズムの克服は女だと言った門下生がいたが、帰りに女性から今年初のバレンタインチョコをいただき、わしは義理チョコではないと妄想するので、まだ男と認識されるのかと、希望が芽生えた。
やはり女は、ニヒリズムの克服に役に立つようだ。

※昨日の会議で、グッズの議論になった時、チェブリンのグッズの希望が出なかったのが不思議だ。
チェブリングッズは売れると思うがな?