2013.10.23(水)
AKB48まゆゆが加藤浩次に蹴られた問題
まゆゆ(渡辺麻友)が加藤浩次にジャイアントスイングされたり、
頭を蹴られたりして、テレビ局に抗議が押し寄せた事件があった。
それに対して放送倫理・番組向上機構(BPO)が、
問題があると厳しく指摘したという。
不思議な話だ。
第一に、バラエティー番組でのおふざけは暗黙の了解があるのではないのか?
第二に、テレビ局に抗議したのは一般視聴者なのか?まゆゆの強烈なヲタではないか?
第三に、指原莉乃だったら問題になったのか?
バラエティー番組では「イジられる」ことは「オイシイ」ことであり、
視聴者の記憶に「爪あと」を残すことだと考えられている。
特に指原の強みは必ず「イジられる」キャラクターであることだ。
出てくるだけで笑われるキャラであることが、指原の強みである。
ところがまゆゆは王道アイドルだから、丁重に扱われなければならないキャラだ。
つまりバラエティーに不向きなキャラなのである。
ある意味、加藤浩次はタブーを破って、
まゆゆをバラエティー・タレントのように乱暴に扱った。
指原なら大笑いで済んだことが、まゆゆなら問題になるのである。
やはり王道アイドルはバラエティーで「イジられる」ことには向かない。
「聖性」「カリスマ性」を崩壊させて、
「大衆化」させてはいけないメンバーが
AKBグループにはいるのだ。
指原莉乃や松村香織は「ブス」と言われ、
「イジられる」ことで人気が出るキャラだが、
まゆゆやぱるるやはるっぴは「聖性」を維持して、王道を歩まねばならない。
だがそれは大衆の人気者にはなりにくい道かもしれない。