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2022.01.24(月)

『ゴー宣』読者は「全体主義」を突破する

 

昨日の朝日・読売新聞に載った『コロナ論』のカラー全面広告は、どえらい反響になった。
中には「サンタフェ以来の衝撃」などと言う人もいた。
若者はもう「サンタフェ」知らないだろうが、宮沢りえのヌード写真集だ。

『コロナ論』の広告は最初、子供のワクチン接種への意見広告みたいな作りだったのだが、それはさすがに扶桑社内から止められた(笑)。そりゃそうだろうな。

福岡のたけし社長がまず地方紙からの意見広告で全国紙の包囲網を作る作戦を行なっている。
これに賛同して、全く普通のサラリーマンの『ゴー宣』読者まで、地方紙に自腹で意見広告を出しているのだから凄い!

3月の子供の接種を警告するのに間に合わせるには、まず地方紙の包囲網からという作戦は正しい。
全国紙に意見広告を出すのは、かなりハードルが高い。

しかし、今回、最も部数が多い全国紙に『コロナ論』のカラー全面広告が載ったおかげで、『ゴー宣』読者が地方紙に載せている意見広告の「参考文献」に箔がついたのではないか?
彼らは「参考文献」に『コロナ論』を出してくれている。

今回、朝日・読売に載った「祝・ゴーマニズム宣言30周年」というのも、大いに効果を発揮するだろう。
30年も続いている言論・思想漫画は、いまだに戦いを続けていて、今も「空気の支配」や「全体主義」に屈してないのだということを、全国の読者に知らせることができた。

商売で描いているとか、くだらないいちゃもんを河野太郎や玉川徹やクソ左翼どもが言うが、それは「売れている」ことへの危機感からだ。
漫画で描けば、誰でも売れるわけではない。
あくまでも小林よしのりの「思想」と「エンターメント性」の才能が突出しているから売れるのだ。
普通の活字本より『ゴー宣』の活字の量の方が多い。
頭のいい読者がいるから、『ゴー宣』が売れるのだ。

おかげで「全体主義」に屈しない者たちが『ゴー宣』を支え、わしの戦いを支えてくれている。
全新聞記者に言うが、過去の戦争の反省をするならば、「全体主義」に屈しないことだ!
「全体主義」に風穴を開けてくれた扶桑社の決断に感謝する。
ハンナ・アーレントが言ったように、「多様な意見」の存在こそが、「全体主義」を防ぐ条件なのだ!