2週間後予言が出ない日々
スペイン・フランス・ドイツ・イギリス・イタリアと、ヨーロッパで感染拡大が続いて、次々にロックダウンしているが、日本で「2週間後予言」が出ない。
「日本も2週間後はヨーロッパになる」と予言する者が現れないのは何故だろう?
わしが「SPA!」『ゴー宣』で「2週間後はドコソコになる」と言った奴が、全員外れて責任を取らないと揶揄した「予言乱発はリスクマネジメントか?」を発表したからかもしれない。
「SPA!」の連載は隠れて読んでる者が多い。
まあ、「オオカミが来た族」が出ないのは良いことだ。
だが、テレビは「2週間後予言」はしないものの、ヨーロッパの現状を報告して不安を煽ってはいる。
なぜなら「感染者数」を報じながら「死者数」を報じないからだ。
これも意図的だろう。
欧米人は新型コロナには弱い。
弱い理由は『コロナ論』で描いたし、マスクを義務化しても、それ以外の理由があるからだ。
「ファクターX」がないこと、挨拶が違う、発音が違う、衛生観念が違う、医療システムが違う、これらは国民性や人種性の違いなんだから、気の毒だとは思うが、対処のしようがない。
少なくとも、ロックダウンしたって意味がないのは見えている。
経済が疲弊し、人々が精神を病んで、国内に混乱が拡がるだけだろう。
11月19日発売の『新型コロナ 専門家を問い質す』で、専門家が逃げられないようにデータを豊富に載せながら、泉美木蘭さんとコロナ禍を分析しまくっている。
さらに12月18日発売の『コロナ論2』で、コロナ禍の核心と人類のタブーを暴いている。
まずは知性のある者が真実を知ればいい。
これらの本は、この異様な時代を、そのまっただ中で、もっとも客観的に描写して、本質を抉った著作として、後世に残っていくことになるだろう。
その恐ろしさをニセモノたちは知るがいい。