2018.10.03(水)
朝日新聞、インタビューの波紋
昨日の朝日新聞のわしへのインタビュー記事が、波紋を拡げている。
「わしは自分が保守だと思っています。
リベラルとは違って、人権は自然権だとは考えていない。
人権は国家がなければ守れないと思っているから、国家を重視します。」
この冒頭部分を省かずに掲載してくれた朝日新聞の記者氏に感謝します。
思った通りに、左翼が大騒ぎしているようだ。
映画評論家の町山智浩が朝日新聞のわしのインタビューを見て、小林よしのりが朝日新聞に登場すること自体に、嫌悪感を持ったに違いないが、
「小林よしのりはパンドラだったと自覚しろ、この時代状況をつくった張本人として謝罪しろ」
というようなことをツイッターで言っていたらしい。
SEALDsも全く同じことを言っていた。
こう言われると、正直わしとしては、喜んでいいのか、怒っていいのか、わからない。
本来「言論」というものの無力さを考えると、わしの言論が社会の右傾化を呼び、ネトウヨを生み、安倍政権まで誕生させたとなると、その威力に感心し、ますます自信をもってしまうからだ。
しかし、町山って相当な馬鹿だね。
どうせわしの『差別論』も『戦争論』も『沖縄論』も、読んじゃいまい。
世間の、特に左翼界隈の「風評」だけで、小林よしのりへの敵意を募らせているだけだ。
町山の映画評論もナショナリズム否定のバイアスがかかっているのだと警戒した方がいい。
パンドラの箱を開けて良かった。
最後に残る「希望」を掴むためだったからだ。