2013.09.09(月)
7年先のオリンピック招致、悲痛におめでたまきん。
7年も先のオリンピックが決まったからといって、
大騒ぎしてる大衆は本当にめでたい。
その頃には汚染水は確実に海に放出してるし、韓国の嫌がらせどおりに
東北の海産物は大打撃を受けているし、除染に意味はないとわかって、
15万人の被災者はまだ帰れないままだろう。
南海トラフ大地震と関東大震災が続けざまにやってくるし、
死者が多すぎて沈痛なオリンピックになるに違いない。
東北や地方を置き去りに、東京だけ箱モノを目いっぱい作って、
つまり坂の上にビル群が乱立して経済成長達成だと喜んでるのだが、
坂の下は荒涼とした共同体崩壊の地が拡大してるだけ。
パトリなきナショナリズムの果てに、やっと国民は目が覚めるのか?
それともアメリカに追従して世界大戦でも始めることで、
オリンピックの空疎な熱狂を維持拡大し、
また敗戦後のゼロ地点からの復興を目指すか?
オリンピック東京招致の「希望的同調圧力」に負けない批判精神は、
小林よしのりにだけはあるぞと宣言しておきたい。
明日配信の 『小林よしのりライジング』で、
さらに詳しく冷や水をぶっかけてやるから楽しみに。