「サタデーナイトチャイルドマシーン」成功の戦略
「サタデーナイトチャイルドマシーン」 2回目の感想を述べよう。
みるきー(渡辺美優紀) と みおりん(市川美織) が素晴らしい
子供番組のパロディという、面白くなるのかどうかよくわからん微妙すぎる企画を、
成功に導くカギが、みるきー と みおりん の使い方にあると、わしは見た
ぱるるの工作の時間が退屈。
尺をもっと短くして、みるきー と みおりん に使うべきだろう。
30分番組だから無駄な時間はないのだ。
隣りの変なぬいぐるみを画面に登場させるくらいなら、
みるきー を ぱるる の相手役で使えばいいではないか
甘いまだ演出が甘い
ぬいぐるみと男の声は要らない。
ぱるる にぬいぐるみを着せて、みるきー に工作をさせれば、
あのコントは見事に成立するのだ。
実に惜しい
ゆきりんの読み方が眠くなる。
太股は良い。
ゆきりん のお色気路線は良いが、読み方もセクシーにするべきだ。
そもそもあのセクシー読書には聞き役がいる。
みおりん を聞き役にすればいいのだ。
幼児の服を着た みおりん が、ゆきりん のセクシーな朗読を聞きながら、
うんうんと頷き、ときおり質問をする。
ゆきりん がそれにセクシーに答えるのだが、
みおりん はよくわかってない答えをする。
こうすれば、あの朗読コントの可笑しみが倍増するではないか
いまいちツメが甘いな。
コントの部分は、もっと他のメンバーの顔も見たい。
鈴蘭 とかな。
しかし みおりん は、歌い方も表情も、活き活きして
すっかり童謡の世界に入り込んでいた。
なにしろミュージカル 「千本桜」 であれほどの名演をした大女優だ。
この番組のパロディの主旨を完全に把握している
みおりん は、ちゃんと 「可笑しみ」 を加える
パフォーマンスをしているのだ
可愛いのだけれども、何か可笑しい
なんだか笑ってしまう
実は みおりん にはコメディエンヌの才能が宿っているのだ
みおりん をいかに活かすか、それがこの番組の成功のカギだ。
みるきー と みおりん 、この二人の表情さえしっかり見せてくれれば、
わしは一日の終わりを神に感謝しながら眠りにつくことができるだろう。