2016.10.07(金)
新宮内庁次長は「官邸直送」の見張り番
「FLASH」に「陛下のご意向に抗う安倍総理、
宮内庁『官邸直送』不敬人事」という記事が載っている。
9月23日、安倍政権は宮内庁の風岡典之長官を退任させ、
山本信一郎次長を昇格させた。
宮内庁長官が70歳になっても、例年なら年度末の3月までは
職務を続けるのが普通である。
官邸は、8月8日の「お気持ち表明」の玉音放送を阻止でき
なかった風岡長官に報復したのだ。
そして官邸が宮内庁次長に送り込んだのが、西村泰彦・
内閣危機管理監(61)。
現職の官邸幹部が送り込まれる「官邸直送」は異例中の
異例だという。
さらに警察出身者の起用は22年ぶり。
ようするに官邸は公安警察を宮内庁に送り込んで、
天皇陛下を封じ込めようとしているのだ。
西村泰彦氏は、間もなく始まる「天皇の公務の負担軽減等に
関する有識者会議」の事務局に参加する。
なんで「公務の負担軽減等」などと、天皇陛下の生きがいと
された国民との触れ合いを、勝手に軽減させようと考えるの
かもわからない。不敬である。
この「有識者会議」も、官邸の意のままにコントロールされ
るのだ。
天皇陛下の「公のための主体的な意思」を、徹底的に封じ込め、
奴隷のように扱う安倍晋三の独裁的気質に、国民はまだ
気付いてはいないようだ。