2016.07.28(木)
都知事選の醜い口撃
都知事選の醜さが加速してきた。
小池百合子を推薦しなかった息子・伸晃を応援するために、
親バカの石原慎太郎が登場して、「大年増の厚化粧の女に
任せるわけにはいかない」と女性差別発言をぶちかました。
単なる誹謗中傷で、都政には関係ない。
小池氏に女性の同情票が増えるだけで、増田寛也はその分、
女性票を減らすだろう。
鳥越俊太郎はかつて小池氏が「核武装も選択肢として必要だ」
と言ったと非難している。
これも都政には全然関係ない。
小池が都知事になったら核武装をやれるわけではない。
逆に鳥越は東京の「非核都市宣言」をするというが、まさに
偽善者だ。
米国の「核の傘」に守られていながら、「非核都市宣言」なんて
欺瞞もはなはだしい。
いまだに空想平和主義の腐れ左翼なんかを都知事にしては
いけない。
しかも、よっぽど苦しいのか、鳥越陣営は宇都宮健児を
応援演説に駆り出そうとしている。
だったら最初から宇都宮を候補にしておけば良かったのだ。
鳥越は人選ミスだったと認めたようなものじゃないか。
宇都宮がここでまた組織の論理に負けて、女性淫行疑惑の
候補を応援したら、宇都宮の清廉なイメージに傷がつく。
やめた方がいい。
都知事選は一見盛り上がっているが、興味の対象は
政策ではない。下世話な泥沼化が面白いのだろう。